やっぱり釣れたOリグ!
どうやらチニングという言葉は九州・大分では頻繁に
使用されているようだけど、他の地域では、あまり
馴染みがないようなので、クロダイのルアーゲームと
表現したいと思います。
また、チヌゲーのパイオニアで、心より尊敬する
SリグさんとMリグさんの奮闘があったが故に
チヌゲーに取り組む勇気をいただけたので、
重ね重ね感謝の意を表したいと思います。
さて、今夜もプチ釣行でOリグの実験を行うために
いろんな素材を準備して、あれこれ部品を交換しな
がら、どの素材を使うのがベストなのか試してみま
した。
フッキング性能には大満足!
チヌの口元をみると、フックが地獄と呼称される口元
のやわらかい部分を貫通することが多く、この口元の
形状の特徴を踏まえれば、ゲーブがまっすぐなフック
よりもヒネリの入ったフックを使う方が、やわらかい
部分に確実にフッキングできることが判ります。
確かにヒネリの入ったフックでは、ワームの中心部に
フックの先端がくるようにセッティングすることは
できませんが、かえってフックの先端が傾いてた方が、
フッキング性能が向上することを実感できました。
チヌの歯は超合金!
実験をやってる中でちょっとしたハプニングが生じた
のですが、キビレからフックを外すと、見事なまでに
バーブが潰されてバーブレスフックに変わっている
という現象を度々目撃しました。
チヌやキビレの食性が甲殻類やイガイなどの貝類を好む
とはいえ、超合金のような歯の硬さには驚かされますね。
フッキング効率を高めるネムリとヒネリ!
チヌやキビレの口元の両脇にあるやわらかい部分(地獄)
に、常にフッキングしてくれれば問題ありませんが、
フックの先が歯によって挟まれることも実際に起こりうる
ので、このような場合にはフックの先が内側にカーブした
ネムリの入ったフックが威力を発揮してくれます。
フックにネムリが入っていると細かい歯と歯の間を貫通
してくれるようで、多少の出血があるのが、チヌには
ちょっと気の毒ですが、ゲーム的には確実にフッキング
してバラシを軽減できるようです。
今回は1度だけ実験中にバラシましたが、2枚あげて
無事に実験を終えました。
何回かクロダイのルアーゲームをやってるうちに、時合い
という要素が魚の活性に深く関わってるように感じてきた
ので、しばらく観測を続けたいと思います。
コメント