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激シブなメバル攻略! |
Update 2008.02.22 |
ガルプ!ベビーサーディン!

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今年は寒くなったり汗ばむような陽気になったりと、寒暖の差が大きい日々が続いていますが、海の中は水温が低く、一年間で魚の活性が最も安定しにくい状況が続いている。
とりわけシーバスやメバルに関しては、ここ数年に渡る乱獲が祟っているせいか、よく釣れるメジャーポイントでは例年に無く苦戦しているらしい。
とりあえずベイト探しを始めましたが、コハダの群れが時々接岸してきますが、サヨリやイナっ子はまだまだ数が少ない状況・・・しかしながら、5センチにも満たないイワシの群れがフェリー乗り場の湾奥に接岸しているが、意外にもシーバスの1年魚は無数に居るが、産卵後のビッグサイズはイワシには着いていない模様。
ミドルレンジにも反応なし・・・

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同じくメバルも魚群が浮いてボイルする状況を今年は一度も確認することが無く、表層を引いても釣れないので、半分あきらめつつも釣行してみた。最近良く使うガルプ!ベビーサーディンと流弾丸1.3gの組み合わせで、例年であればメバルが居つきそうなポイントを次々と探ってゆくが、表層やラインを張ったままワームをカーブフォールさせても全く反応なし・・・潮は上げ潮で程よく海が荒れて型の良いメバルが釣れても良さそうな感じだが、例年とは違う感じがしたので、早速、本日のヒットパターンを探るべく、色んなことを試しながら漁港周りをラン&ガンしながら歩いてゆく。
漁港をハシゴして歩いたが数ヶ月前にイワシが接岸して賑わっていたのが嘘のように静まり返って生物反応の気が無いようなポイントも多かった。
ヒットパターンが分かった!

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やっぱり感じとしてはシブい状況に変わりは無かったんだと思う。
そこでシブい状況下でもヒットパターンに持ち込める可能性があるとしたら、ストラクチュア際にワームをゆらゆらと落とし込んで自然に弱ったベイトが落ちてゆく形を演出するためラインの出る具合を注意深く観察しながら足元の防波堤際にまっすぐに落とし込んで行く・・・するとラインのフケ具合に不自然さを感じた時が魚がワームに何らかのコンタクトをしている状態・・・こうなればすかさずロッドをピっと軽くあおるとヒットと同時にいい感じでフッキング!
小さいメバルは無数に釣れた!

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ここ10年くらいの間にメバルも小粒な個体が多くなってきたが、藻場が枯れる磯焼け現象も影響しているのかもしれない。
関東でデカイメバルが釣れるそうだが、こうした自然の変化で魚の分布も多少なり変化しているのだろうか?130UPのタイリクスズキなど亜熱帯の魚が成長を続けているようなので、30年もすると釣れる魚も顔ぶれが変わってきそうだ。
気になるのは、背の青い俗に「ブルーバック」と呼ばれるメバルは例年と同じように、どこのポイントでもコンスタントに釣れたが、黒っぽい大型のメバルを激しい流れの中でヒットさせることは今年も経験することができなかった。
おまけにクロソイ!

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今年も楽しみにしていたクロソイですが、産卵前のデカイタイプは一度もお目にかける日はなかったものの、漁港の船と船の間のヘチ際を探ると仔を生んで腹ペチャの個体が釣れた。
しかも、何やら口の中には飲み込んだ消化中の白い魚が見えている・・・その後、縄張り毎に釣り歩いてゆくと生きたハゼを吐き出した個体がいたので、白い魚の正体は概ねハゼの仲間であることが分かった。
それから、長年といっても1.2年くらいシーバス用に使っていたシマノの05バイオマスター3000の部品交換を行って、ロックフィッシュ用にスプールを底上げして3lbのフロロを巻いてみたが、意外にもロッドのオフト ウォーターサイド XPplus78 との相性はリールの方が重いという感じを普通なら感じると思うが、とりあえず自身にとっては昔のリールに比べればかなり軽く感じるのと、ラインにヨレが入りにくく飛距離も伸びるので、今梅雨のアジゲーシーズンには随分活躍してくれると考えている。
ロッド作りの裏話は随分前に当事者から聞いたことがあるが、装飾やガイドはともかく、安くてもブランクの素材が良い普及品もあることを知り、高ければそれなりにいいのは間違いないが、あくまでもロッドもリールも消耗品なので、それなりの物を使うよう心がけている。
今回のタックル(オニさん仕様なのでお奨めしません)
ロッド:オフト ウォーターサイド XPplus78
リール:シマノ 05バイオマスター3000 ライン:フロロライン 3号(細ければ見切られにくい)
ジグヘッド:カルティバ 流弾丸 1.3g ワーム:バークレー ガルプ!ベビーサーディン
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