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アジング・メソッド研究②! Update 2009.12.06

アジング・ワームの動かし方!




さて、アジが回遊するポイントを発見したら実釣あるのみだが、前回予告したとおりにアジングに於けるワームの動かし方について考えてみたいと思う。

まずは、どのようなワームとジグヘッドを使うのか?アジングで最も汎用性が高いのはストレート系のワームになる。

テールを振りながら泳ぐシャッド系やカーリーテールなどもあるが、ワーム自体のアクションが控えめなストレート系のピンテールワームの方が釣果が比較的安定している。

やはりアジのエサとなる多毛類やイワシ(イリコのような)の動きが微細であることも要因の一つなのかもしれない。

ジグヘッドは各々好みのものを使えば良いと思うが、デカアジが群れていたりして入れ食いの場合は太軸のフックのものを使えば手返しよく釣る事ができる。一方で、アジのサイズが小さかったり、ここぞという一発狙いの場合は細軸のフックのジグヘッドを使って掛かりを優先することが望ましい。

ジグヘッドの重さに関しては、1.5gから1gのものを使い、ピノキャロのようにオモリを途中につける場合は0.4gの軽いジグヘッドを使用する。


まずはストレートにリトリーブ!



ポイントに着いてから手始めに海の表層を探って、アジの群れの有無や活性の状況を探ってゆくには、いきなりアクションをかけて誘うよりもオーソドックスにワーム+ジグヘッドをキャストしたら、ラインスラッグをとって超ゆっくりとまっすぐにリトリーブさせてみる。

その後はキャストして少し沈ませてから少し深めのレンジを探るといった感じに少しずつ深めのレンジを探ってゆけばアジが最もバイトしてくるレンジの深さがわかってくるだろう。

とりあえず、一定の速度でリトリーブさせて一通り探った中で、アジのヒットゾーンが見つかったのであれば、リトリーブさては止めるなどしてワーム+ジグヘッドをフォールさせるときに喰わせてヒットに持ち込む方法を試してみる。

最初のうちはなるべくスローに誘って釣る方法でポイントを荒らさないようにすることと、情報収集の意味を兼ねて、その日のパターンがわかるまで探ってゆく。

アジングの面白さはフッキングにあり!




これまでは、30センチ弱の産卵適齢期のアジの群れが河口などに入ってくる梅雨のシーズンなどで、重量級のアジの数釣りをしていたので、どちらかといえばアジの体重が重い分、意図的にフッキングしなくてもヒットしてから軽くロッドをスイープさせてゆく中で、アジの口元にしっかりとフッキングさせる方法で対応してきた。

しかしながら、秋から冬にかけて小型のアジが釣れるシーズンとなると、この方法ではフッキングが甘くなったり簡単にフックアウトさせることが多くなるので、敢えてロッドアクションでフッキングさせる方法で体重の軽いコアジでもバラス確率を低く抑えることが可能になる。

また、アジのサイズが大きくても意図的にフッキングさせることは重要であると認識している。

具体的には、ワーム+ジグヘッドをキャストして、ゆっくりとリトリーブさせる中で、アジの群れが居れば必ずゴツゴツとワームにバイトしてくるアジのアタリを感じ取ることができるが、少し引っ張るような重たい感じのアタリがあるときはアジがしっかりとワームを咥えている状況なので、そうした感触を手元に感じた瞬間にロッドを鋭くしゃくって確実にアジの上あごにフッキングさせる。

アジが中途半端にバイトしているときはゴツゴツとしたアタリだが、ワームをしっかり咥えたときは、何となく重たく引っ張る感じがするので、慣れれば簡単にフッキングさせることができるし、フッキングさせることの面白さも体感できるだろう。

アジング・ロッドアクション!



アジングにおいてロッドアクションは必要なのだろうか・・・答えは当然ながら必要である。

シーバスやタチウオなどでもワインド釣法に見られるようにジャークさせて魚を誘う方法がメジャーになってきたが、バーチカルジギングなどと原理は同じで、フィッシュイーターのアジにもこうしたロッドアクションが効く場面も多い。

ロッドアクションで跳ね上がったワームが静かに沈んでゆく際にアジがバイトしてヒットに持ち込ませることをイメージしながら行うとやり易い。

具体的にはワーム+ジグヘッドをキャストしてからラインスラッグをとり、しばらくフォールさせてアジのアタリを探ってみる。

そして、ある程度までワーム+ジグヘッドが沈んだら軽くロッドを鋭く短くしゃくってフォールさせてアジのアタリを待つ・・・この繰り返しを行いながらアジをヒットに持ち込む。

その日によって、こうしたアクションが有効な場合もあれば、かえってスレさせる場合もあるので、臨機応変に試してみて欲しい。


アジングの超秘密兵器!ガルプ汁!




最近はガルプアライブのケース入りのベビーサーディンを買うことが多くなってきたので、使い終えた後に残ったガルプ汁を再利用するために行っているのが、スプレーボトルに入れて他社のワームを使用する際に吹きかける方法だ。

ガルプ汁を捨てるにはもったいないし、ワームに一吹きするだけで格段にアジのバイトの回数が増える。

写真のキズスプレーのボトルが携帯用に小さく便利なので、この容器に入れて持ち歩いており、今やアジングには欠かせない強力なツールとなった。

まだまだ、アジングは奥が深く探求すべき課題も多いが、気づき実践して良かったことは、今後も隠すことなく、そのノウハウを全て公開したいと思う。

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