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アジング釣り方研究① |
Update 2012.05.03 |
リトリーブについて考える!
アジングは本当にゲーム性が豊かで面白いソルトルアーフィッシングのカテゴリーとして徐々に確立されつつあります。
簡単な魚というイメージがありますが、やってみるとなかなか一筋縄にゆかず、考えて釣ることが多いのではないでしょうか。
リトリーブする際にワームがどのように上下の動き、横の動くのか、3次元的に考えながら釣ることが多いと思います。
特にアジは神経質な魚だけに、活性が低く渋いときほど基本に戻って、ロッドティップを真直ぐに動かないようにしてリトリーブするだけで、魚に違和感を与えることなくヒットに持ち込むことができます。
結構、難しいのですが、確かにしゃがんで上体のブレる動きを抑えてロッドティップを水面へ向けてリトリーブするのは根気が要りますが、やってみると魚の反応が本当に良くなりますので、是非挑戦してみてください。
ワームの動きを考えながら釣る!
アジングでは定番のジグヘッドリグ以外にもスプリットショットリグやキャロライナリグなど、様々な釣り方があり、地域性も様々です。
しかしながら、アジという魚のワームにバイトするときの特性には法則性があるように思われます。
アジはワームを咥えた際に違和感を感じるとすぎに吐き出してしまいますので、如何に違和感を与えないようにワームの動きを演出するかという部分が釣果を高める肝になります。
アジングの際にリトリーブスピードが早すぎる人が多く見受けられますが、基本は超ゆっくり巻きで、時にはフリーフォールさせるくらいの気持ちで良いでしょう。
結局、アジがワームを咥える時間が長くなるほど確実にヒットに持ち込めますので、特に食い気がたっていない渋い状況の場合はワームをゆっくりと沈める、もしくは漂わせる感じでもOKです。
アジの活性が上がってきたらリトリーブスピードを速めたり、場合によってはワインドさせるジグヘッドを使ってみたり、そうした感覚でも大丈夫です。
アジの食性について考える!
アジに対して違和感を与えないためにはどうするのか?単純に考えるとラインを細くして、且つジグヘッドであれば1g以下のものを使って、自然界に存在するアジのエサとなる鰯の稚魚(シラス)や動物性プランクトン(アミ)の動きや質量に近づけると格段に釣果が上がります。
リトリーブすることも基本ですが、フォールさせることも非常に重要な要素になります。
例えば、鰯の稚魚のような小さな魚が群れていて、そこにアジの群れが入ってボイルしているときに、どんな感じで捕食しているのか観察してみると、アジに噛み付かれて瀕死の状態でふらふらと泳いでいる小魚を見つけることができると思います。
実は、この瀕死の小魚が力尽きて海の中を沈んでゆくスピードにアジも凄く反応します。
シーバスでも同じことですが、元気の良い小魚を追いかけても逃げられてしまいますが、弱った小魚ほど効率よく捕食できるものはありません。
特にアジも藻場に着いた大型のものほど、自然なフォールスピードのワームに思わずバイトしてきます。
アジを数多く釣るには、とにもかくにもスローにゆっくりとリトリーブもしくはフォールさせるということを基本にやってみると良い釣果が得られることでしょう。
アジング「千々石ミゲル」リグの作り方!
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