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| アフタースポーン！ |
Update 2007.02.22 |
アフタースポーンのシーバス！
前日にシーバスの群れを発見したときは、直掩機のいない
丸裸の空母機動部隊を雲間に発見した索敵機のパイロット
のような気分でしたが、手持ちのルアーが乏しく攻略しき
れず、足元の８の字まで持ち込んだものゲットできなかった
ので、中層を狙えるミノーを準備してアフタースポーンの
シーバスを攻略すべくフィールドへ向かいました。
そしてフィールドに着くと昨日とは打って変わって冷たい風
が吹いて、海面には湯気が発生しており、前日との温度差
が大きく開いているために非常に寒く感じます。
体力は回復してる感じ・・・
新兵器を投入すべくキャストを開始して３投か４投目くらい
に、意図したとおり速い流れと遅い流れの狭間でヒット！
エラ洗いを一発されましたが、すぐさまロッドを水面に向け
て２回目のエラ洗いを回避！アフタースポーンと分かって
いたものの、意外に体力が回復してるせいか強烈な引き
込みで潮の流れる方向へ走られたためランディングには
少々手こずりました。
初心者の頃を思い出し、その当時シーバスのエラ洗いに
対してはバラシてしまうという恐怖感さえ感じてましたが、
ロッドティップが海に浸かるようにラインでエラ洗いを押さえ
込むようにすると、シーバスがなんどもエラ洗いを試みよう
としますが、水中で鈍い動作で首を振るだけで、ルアーが
はじかれるような心配はまったくありません。
食わせの間を作るためにスピードを調整！
上の図の赤い線はルアーを泳がせるコースを示しており、
普通に同じスピードでリトリーブさせただけではヒットさせる
のに苦労するし、ヒットする確率も低くなるようです。
理由はよく分からないのですが、少なくともシーバスは
何らかの違和感を覚えるようで、先行者がこのパターンで
叩いた後は特にバイトを誘うのが難しくなってしまいます。
そこで、いつものクセでやってるのが、流心からルアーを
同じスピードでリトリーブしてきて流心からルアーが抜け
出すときに、ほんの少しだけ一瞬スピードを緩めて、再び
最初のスピードに戻してリトリーブするという手法を行って
います。（この一瞬というのは０．３秒くらいの間です。）
ファジーな釣り方も面白い！
この手法は、随分前によそ見してて偶然シーバスがヒット
したことから気が付いた方法なのですが、速い流れと遅い
流れが併走してるようなポイントであれば、少し練習すれば
誰でも簡単にマスターできることもあり、初心者の方には
オススメですので、シーバスをスローなリアクションでもって
バイトを誘発させると考えて試しにやってみてください。
このシーバスをランディングして長さを計測すると８２ｃｍ
の明らかにアフタースポーンの個体でした。
しかしながら、丸呑みされたルアーを外そうと頭を持ち
上げたとたんに大量の血液がしたたり落ちてるのに気付き、
やむなくキープ。
本当はいつものパターンで釣りを続けたかったのですが、
アフタースポーンのシーバスをリリースできずに何とも
後味の良くない結果になってしまい、僅か十数分で今回
の釣行は終了となりました。
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