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| キャッチ＆リリース！ |
Update 2006.11.13 |
キープしすぎるといなくなっちゃいます！
キャッチ＆リリースについては、渓流魚や他の国の
ゲームフィッシングの話かと思ってましたが、
シーバスをやってると、どこのメジャーポイントへ
行っても長年通い続ける人から昔に比べて釣れなく
なったと聞かされます。
特に釣れたシーバスをキープする習慣があるポイント
では、その傾向が強いと思います。
以前こんな事があったのですが、自省も踏まえて紹介
します。
ある小さなポイントでは７０ＵＰのシーバスが、安定
して釣れていました。
しかし、自分はシーバスを始めて以来、餌釣りから
移行したために必然とキープすることがほとんど
だったので、毎晩、シーバスを釣ってはせっせと持ち
帰ることを続けたのですが、だんだんと釣れるサイズも
小さくなり、しまいにはポイントが潰れてしまった
のです。
その頃は、アオリイカと同様にシーバスを釣っても
次の潮周りには外洋から新しいシーバスがポイントに
入ってくるだろうと軽く考えていました。
しかし、現実にポイントが消滅する事態を引き起こして
しまったのです。
自然は無限ではありません！
そのポイントでは１０数年以上前からシーバスを
楽しんでいた人がいることを後から知ったのですが、
その方はシーバスを釣っても水が汚いからと言って全て
リリースしていたので、その方がシーバスをやっていた
期間に台風などで地形の変化はあったものの、劇的に
シーバスが釣れなくなったことは無かったそうです。
これは自分の推測ですが、シーバスは回遊してくる習性
がありますが、青物のように遠距離を巡ることはなく、
一つのエリアに居つく魚ではないかと思います。
クロダイも沿岸魚ですから、そうした性格の強い魚です
が、生息域が被ることもあり、両者似ているような
気がします。
それが正解であれば、一つの水域に生息するシーバスの
数は限られ、８０ＵＰのシーバスともなれば、その生息
数は、人が数えられない数字ではないと思われます。
経験上からしてもシーバスの数には限りがあるようです。
自分のフィールドでは久しくメーターオーバーが捕れて
いません。餌釣りの感覚で、キープを続ければメーター
オーバーに出会う確率も減り、本当に昔話になって
しまいます。
何とか自身のフィールドでキャッチ＆リリースを根付か
せていきたいところです。
自然にやさしい臼杵市民！
臼杵のポイントである津留の港を紹介した意図は、この
ポイントで毎年シーズンになれば、あまりにも多くの
ランカーシーバスが異常なまでにキープされ、実際に
数を減らしていることに危機感を感じたこともあり、
公開することを決断させていただきました。
実際に何本もキープする場面をみれば、人間の欲望は
限りないものだと感じる人も多いと思います。
シーバスで有名な津留のポイント、クロダイのトップ
ゲームで有名な臼杵大橋下をキャッチ＆リリースの
シンボリック・ポイントにしていきたいと思います！
是非とも皆さんのご理解とご協力をお願いいたします！
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