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ポイントを探そう! |
Update 2006.11.26 |
ポイント開拓には根気が要ります!
自身のシーバス・ポイントの変遷をたどってみると、 河口の超一級ポイント、橋脚周り、ドブ川、漁港、 そして開拓したポイントなど、こんな風に少しずつ 変わっています。
最近は、釣れても釣れなくても新しいポイントの 開拓に取り組んでいるのですが、ウェーディングなし の陸っぱりスタイルでは、ベイトを追っかけきれずに 釣果0という日もあります。
ランカーシーバスを過去に何度も上げたポイントで クラブ内で「ソロモンの王冠」と呼んでいる場所が あります。ここは発見するまで、さんざん苦労した こともあって思い出の深いポイントです。
「ソロモンの王冠」を発見するまで30日以上通い 続けました。まずは教科書通りにブレイクとシャロー の位置を確認して、お決まりのブレイクに絡めた シャロー攻めを何日か繰り返しましたが、釣れる のはセイゴやフッコばかり。
次に取り組んだのは潮位が下げている時に生じる 流れのヨレの部分です。しかし、これまたシーバスが いるのか、いないのか分からないまま釣果0の日が 続き、正直ここのポイントはよそうかなと思うくらい げんなりしました。
ところが、雨の降る前日になって、今日も釣れない だろうと何の気なしに、流れのヨレにルアーを流し 込んだ時にランカーシーバスとすぐに分かるアタリ! その後、このポイントでは時合いが短いものの条件が 合えば、ランカーシーバスに近づけることが分かった のです。
この条件というのが、「雨の降る前日」、「満潮から 下げて、ある一定の潮位になった時に生じるヨレ」、 「中潮、大潮の潮の流れの速い日」、「ベイトとなる イナッコやサヨリが群れている日」、「塩分濃度の 濃い日」などです。
新しいポイントを探すうちに、深い部分、浅い部分、岩 や石ころなどのストラクチュア、どの潮位になるとどこへ ヨレが発生するか、ベイトの量、潮の流れの速さ、塩分 濃度、風の影響など、実釣を重ねる中で魚が好んで 立ち寄る場所が少しずつ分かってくるように感じます。
釣れても釣れなくても、考えて釣るのが堪らなく面白い のがシーバスの醍醐味ですね。
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