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ダウンクロスキャスト! |
Update 2006.11.28 |
流れの中でヒットさせる!
最近は新たなポイントを開拓することにハマって いますが、本当に根気の要る作業が続きます。
理屈の上では、一時的であれ必ずシーバスが着く と思われるポイントであっても、なかなか結果を 出すまでに、あれこれと試行錯誤して答えを結論 付けるまでに時間がかかりますね。
そんな中で、今年の課題としているのが、流れの 中からシーバスを釣るということです。 これまでは、シーバスの良く釣れるポイントで 普通に釣ったり、ストラクチュア攻めをすれば、 そこそこ数は釣れていたのですが、新しいことに 挑戦する楽しみもあるので、「流れの中から釣る」 という部分に重きを置いています。
ベテランのアングラーであれば、すでにクリアして いる部分かもしれませんが、自分にとって、極める まで遠き道のりです。
干満の差が良いフィールドを造る!
まだ、完全ではないのですが、少しづつ流れに 対して、どのようにアプローチすればよいのか、 自分の中で方程式が解けつつあります。
潮の流れ、もしくは川の流れが右から左へと、 人が小走りする速さで流れていると仮定します。 時計でいう12時の方向にキャストすれば、 普通のクロスキャストになります。
流れの速さにもよるので一概には言えないのと、 自分のようなド素人が言ってることなので、 聞き流して欲しいのですが、最近、気づいたのが、 ダウンクロスキャストでも角度によっては、 シーバスをヒットさせやすい角度が存在する ことです。
具体的には、上記のシチュエーションと同じ状態 として、流れに対して流芯をまたぐように時計の 11時の方向にダウンクロスにキャストします。
このときにリトリーブしなくてもルアーが流されて 流芯に吸い込まれてゆくのですが、ゆっくりと リトリーブしていても同じようにルアーが流れの 作用によって、11時の角度から9時の角度へと 振り子のように移動します。
自然な感じでリトリーブされてゆくルアーが 流芯に入ってゆき、やがて流芯から出てくるの ですが、流心に入る直前と流心から出た直後に ルアーの泳ぎに変化が生じるせいか、シーバスの ヒットは、この時に集中するようです。
流れのヨレにベイトが集まる!
ルアーにトゥィッチやジャークを入れてランカー シーバスを釣った経験がないので、オーソドックス な方法ばかりを多用していますが、リトリーブの 速度はルアーがキビキビと泳いでいる速度ではなく、 流れになじんで本物のイナッコのように揺ら揺らと 泳いでいる感じにリトリーブ速度をあわせると、 いい感じにヒットを誘うことができます。
特に流れの無いオープンウォーターであれば、 四方八方にルアーをキャストしてリサーチすること もあります。しかし、流れの場合では、立ち位置を 次々と替えて、ルアーの泳ぎを変えずにリサーチ すると良い結果がでるようです。
アップクロスキャストや普通のクロスキャストの 場合は、ルアーに縦の動き(縦にU字)を加えて 沈下させたり、上昇させるときにヒットを誘うこと ができます。(当然、普通に横のU字ターンが きれいに決まれば、シーバスはバイトしてきます。)
これに対して、ダウンクロスキャストの場合は ルアーに一定のレンジを維持させるのに適して いるようです。どちらも使い分けながらポイント を攻略すれば、まだまだ気付くことは多いと思う ので、何かヒントを得たら報告しますね。
フィールドの状況は刻々と変化を続けるので、 絶対にこれだ!と言い切れるものではないですが、 流れの中から釣る方法を極めたいものです。
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