【SALTWATERS.JP】は、シーバスのテクニックやポイントの選定、タックルなどを探求します!ソルトウォーターズ公式サイト
HOMEへ アジング チヌゲー シーバス メバル その他 そるおたタックル研究 そるおたランキング そるおたルアー用語辞典
シーバスTOP
月夜のU字メソッド! Update 2009.01.11

眩しい月夜の大潮!

狙い通り70UP!
(写真を拡大して見ることができます)

昨夜は様々な用事を済ませてフィールドに着いたのは、時合を過ぎたソコリの直前だった・・・しかも、眩しいくらいに煌々と月の明かりが照らしている。

一般的に月夜のシーバスはつりにくいと言われているが、その要因として挙げられるのは月明かりでベイトとなる小魚などが散ってしまうから(バチ抜けは逆に月夜が良いとされる)、明る過ぎる月の光でシーバスの警戒心が高まるから・・・などの理由が考えられる。

今回の釣行も月夜のデメリットだけでなく、産卵期を迎えてシーバスのストックが極端に少ないこともあり、かなりシビアな状況であることには変わりがなかった。

こうした悪条件の中で、如何にしてシーバスを釣るのか?これまでの釣り人生で培った一つの考え方を公開したいと思う。

基本となるU字メソッド!

U字メソッド
(図を拡大して見ることができます)

特に太平洋側や瀬戸内でシーバスをやっていると、潮の干満の潮位の差が大きく、特定のポイントで延々と回遊待ちをするスタイルよりも、潮位の状態に応じてラン&ガンをすることが多い。

そして必ずキーポイントとなるのが、潮の流れであり、急流のような激しい流れの中でシーバスのヒットポイントに上手くルアーをUの字を描くように流し込むU字メソッドが最も手馴れたパターンとされているアングラーも多いことだろう。

10年近くシーバスをやって気づいたのが、新月の暗夜と満月の月夜とでは同じU字メソッドであっても、より確率の高い釣りをするために、使用するルアーは、全く違ったものとなることだ。

確かに冬空に雲ひとつなく煌々と月の光が照らしている状態では、普通にU字メソッドで釣りをするだけでは、全然釣れない、若しくはシーバスのアタリはあるのだけどもフッキングに至らず乗らないことも多い。

ピンクCD9は手放せない!

プリスポーン?

こうした状況になると、リアクションバイトを誘うために必死に早巻きやトウィッチで勝負する若いアングラーも多いがセイゴクラスを掛けることは出来ても、その奥に潜むスズキクラスのシーバスをヒットに持ち込むに至らないケースが多々見受けられる。

こうしたピンチに追い込まれるほど、想像力を働かせて如何にしてシーバスに口を使わせるか考え抜けば、問題解決の糸口は見えてくるのだが、ノウハウはできるだけ共有したいので、自身のやり方を明かすと、例えばミノーを何種類か使ってみると、アクションにウォブリングが強いとかローリングが強いという違いや、ルアーの潜行深度が違ってきたりと、そうした要素をベイトの状況によって使い分けるものだがが、違った視点でU字メソッドを2次元的に考えてみると、リップの小さい引き抵抗の少ないルアーほど、激しい流れや強風などの影響を受けやすく、最もベストなトレースコースから外れることが多かったり、トレースコースをきっちり通すためにルアーのリーリングスピードが速くなったり、特に月夜の警戒心の強いシーバスにとってルアーにバイトしたくても、こうした要因が重なってシーバスに口を使わせることができず機会損失を知らず知らずのうちに生んでいることが良くある。

引き抵抗が流れを制する!

スズキサイズ!

月夜のナーバスになっているシーバスをヒットに持ち込むには、食わせの間も当然必要だが、如何に長い時間シーバスの目の前をゆっくりとルアーを通すことができるかが大きなポイントとなる。

今現在、リップレスやバイブレーションなどが流行っているが、激しい流れの中では浮いてしまったり、制御が難しかったりと、どうしても普通にルアーを泳がせるためにリーリングスピードが速くなりがちだが、こうした問題を解決するためには逆の発想でラパラCD9のようにリップが大きくて引き抵抗の強いルアーを使うことでシーバスのヒットポイントにゆっくりと違和感無くU字メソッドでルアーを流し込むことが可能だ。

CD9以外にも引き抵抗の強いルアーであれば、基本的に何でもOKだと思うが、CD9特有のバルサ材の何ともいえぬピュアな動きにシーバスもつられて思わずバイトしてくることが多い。

百聞は一見に如かず!

ガッチリとフックアップ!

実際に昨年末の新月に90UPのシーバスをゲットしてくれたダイワのカレントマスター9センチとラパラCD9を比べてみると、引き抵抗の小さなカレントマスターの場合は、激しい潮の流れと強風の中ではシーバスのヒットポイントにゆっくりとUの字を描くようにルアーを操作するのが難しく、警戒心の強いシーバスが口を使う条件に持ってくるのが困難だが、CD9は引き抵抗が強いものの強風に影響されることもなく適正なゆっくりとしたスピードでヒットポイントの上にUの字を描くことを確認することが出来るはずだ。

昨夜の釣行では
「月夜はスローなU字メソッドが効く」ということを確認することができた。

こうしたメソッドがどの地域でも通用する訳ではないが、一つの考え方として実際にやっていただければ幸いである。

※東京湾奥だったらCD7くらいがいいかも・・・

今回の釣果

マルスズキ 75センチと60センチくらい 2本GET!

今回のタックル

ロッド:ダイコープレミア PMPE-91L
リール:シマノ 08バイオマスター4000S
ライン:デュエル X-WIRE 0.8号
ショックリーダー:ナイロン20lb
ルアー:ラパラ CD9
カラー:ピンク


シーバス
トップに戻る
カスタム検索
・HOME
・サイトマップ
・ご利用ガイド
アジング

Facebookページも宣伝
そるおた(Facebookモバイル)
■そるおたリンク
爆釣速報
週刊つり太郎WEB
K-TEN Laboratory
Stunな毎日
山猫のしっぽ
FISHWORLD
KEEP ON KEEPING ON
軟弱釣師のひとりごと
Shore Type
ルアーフィッシング宇和海
水産試験場
九州釣り情報
潮汐表 tide736.net
気象庁 天気予報
シーバス情報はここ!
ルアー情報はここ!
釣りの情報を検索!
川鱸の情報はここ!
資源保護に努めよう!
ルアー買うならここ!
Google
アジングチヌゲーシーバスメバルその他そるおたタックル研究そるおたランキングそるおたルアー用語辞典
HOMEご利用ガイドお問い合わせコメントBBS
【SALTWATERS.JP】は、シーバスのテクニックやポイントの選定、タックルなどを探求します!ソルトウォーターズ公式サイト