博多湾シーバス2024年5月(その4)

バチ抜けの良い時間に花火が始まって、近隣の建物に反響して今回の釣行は激渋の状態から始まり大変でした。とりあえず知恵を絞って花火の轟音で警戒モードに入ったシーバスをどうやって釣るのか?ある意味面白い釣りになったと思います。やはり、バチ抜けパターンによく使うフィールやマニックを投げても無反応でしたが、シーバスが警戒して沈んでいるならレンジを下げてみようと思い、唯一少しレンジを下げられるバンク82Sを取り出して投げてみると・・少しコン!とアタリがありました。しかも、何度投げても着水して巻き始めの時にアタリがあります。・・・・ちょっと考えてフィール150SGに戻して、水面に置くつもりで着水して少し沈めてから巻いてみると・・・ガツン!と一発でヒット!船のロープを交わす必要があるのでゴリ巻で寄せると30センチクラスのシーバスでした。

5月11日(土)の天候は曇り 南の風2mから3mくらい 水質:ちょい濁り(基本的にはクリア)気温は22℃くらい 干潮が18:35頃 満潮が翌12日の0:30頃 中潮 上げ潮狙い エントリーは19:40頃

ロッド:ヤマガブランクス アーリーforシーバス93M 

リール:ダイワ 24セルテートLT4000-C 

ライン:デュエル アーマードF+Pro 1号 

ショックリーダー:シーガー船ハリス3号 12lbくらい 

その後も同じ要領で、水面にルアーを置きに行くような感じで投げて沈めて巻き始めると数投目に同じようにヒット!30センチから40センチクラスのシーバスがその後も連続して釣れ続きました。そして、花火も終わり、風が吹き始めて潮位も増して少し流れが出始めた21:30頃に、フィール150SGより早く沈むマニック135を使ってみようと思い、着水させて少し沈めて巻いてきて、また沈めて巻いてくるという動作をしていると・・・巻き始めの時にドン!と強いアタリ!結構、良い感じの引き込みで少しドラグを出されましたが、強引に引いてくるとエラ洗いを10数回させながら足元へ寄せて無事にランディング・・・

やっとバチ抜けの本来のアベレージサイズである70センチ弱のシーバスをとらえることができました。もちろん、ただ巻きで反応が良い時もあるし、今回のように花火大会の轟音で警戒しているシーバスを誘うのにレンジを下げて釣れる場合もあるので、いろいろと考えながらやってみると面白いと思います。

水面に引き波をたてながらというのがセオリーですが、水面にあまり変化がなく、ボイルも無かったので、今回は少しやり方を変えて、マニックやフィールのようなシンキングペンシルを巻いて止めて巻くといった感じで、且つ巻きスピードにも変化をつけて、例えばアジングのワームを使うような要領でバチの動きをヌメヌメ感を演出することでシーバスに見切られず誘ってヒットに持ち込めた釣りだったので結構楽しめました。博多湾の場合は真冬にシーバスの多くが湾外に出て行くと言われており、他の地域よりも遅く帰って来る感じがします。今回釣れたシーバスも痩せていて、現在回復中といった感じの個体です。実感としては、潮位が低くても釣れているので、博多湾のバチ抜けパターンのシーバスはピークに入ったかなと思います。初心者の方がシーバスを始めるにはスーパーチャンスなので、とりあえずフィールやマニックなどのバチ抜けルアーを入手してバスタックルでも良いので始めてみてください。釣れなくても何らかのフィードバックがあり、通う度に上手くなってゆくので今の時期にシーバスを始めるのは本当におススメです♪

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