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アジング(実釣編)! |
Update 2007.04.04 |
活性が高くなるとボイルするアジ!
マアジのボイルをベイエリアの常夜灯周りなどで見たことがある人は多いと思いますが、小さいものの時折水面を弾くような音をさせて微細なベイトを捕食しています。
ナブラが発生するような派手なボイルは見たことはありませんが、マアジが接岸する梅雨時の最盛期にはシャローエリアのあちらこちらから絶え間なく捕食音が聞こえてくるので、道具を準備しながらも心が高まり心地よい時間が過ぎてゆきます。
今回はアジングのキャスティングなどについて考えていきたいと思いますが、特にビギナーの方でも簡単にアジをヒットさせることができるのが、ワーム+ジグヘッドをキャストしてからの只巻きです。
学習能力が高いアジもイチコロ!
潮が動いている時間帯はアジの活性も高くなり、特にベイトフィッシュの動きが活発になる朝夕のマズメ時にはアジの活性も最高潮に達してキャストするたびにヒットすることも珍しくありません。
しかしながら、同じコースをワームで攻めるだけでは、ボイルしている活性の高いポイントであっても、アジも危険を察知するのか、もしくは学習してしまうのかスレてきてワームを追うもののヒットしないという事態に陥ることもよくあることです。
これはシーバスでもいえることですが、いくら魚の学習能力が高いとは言っても全く違う方向からワームが泳いでくるとなれば、学習能力の甲斐なくあっさりとヒットしてしまうことも多いのです。
上図のように、それぞれ違うカラーのトレースコースのように、同じヒットポイントに対して立ち位置をずらしながら角度を変えるだけでアジの警戒心を解いてヒットさせ続けることが可能です。
アジに対して積極的にしかける!
アジの活性が高くもなくボイルもしていない時などは特に当てはまるのですが、たとえば撒き餌などを使ったカゴ釣り(サビキ釣り)の場合は、オキアミなどの集魚効果を持つエサでアジの群れをおびき寄せて釣る方法なので、いわば消極的な待ちの釣りといえます。
しかしながら、ワームを使ったアジングの場合はベイトフィッシュを捕食しようと待ち構えているアジを誘い出して食わせる積極的な釣りになるので、漫然と常夜灯周りなどに回遊してくるアジを待って釣るのではなくテトラ周りや流れてくる海草などの浮遊物などに隠れているアジを狙い撃ちするつもりで積極的にキャストして、こちらからしかけてゆきます。
ここがアジングの醍醐味の一つな訳ですが、防波堤の際や、ブイ周り、海草の茂ったロープ周り、沈み根など、アジが捕食活動を行うために隠れていそうなポイントを探し出しながらタイトに攻めてゆきます。
基本はスローリトリーブだが・・・
誰でも簡単にできるのが、キャスト後にスローリトリーブすることですが、ストラクチュアをタイトに攻める場合は当然ロープなどに引っ掛けて回収不能にならないように注意は必要だとしても、そうしたアジの隠れ家に近付けるよう正確なキャストを行う事によって釣果が格段にUPします。
一定の速さでスローリトリーブするのが基本ですが、活性の高いアジの場合は変にアクションをつけるのではなく、ファーストリトリーブで手返しよくキャストを繰り返したり、途中までファーストリトリーブでアジにワームをチェイスさせておいて、急にワームの動きをスローダウンさせてバイトを誘うなど、時間の経過と共にパターンを変えるのも面白いと思います。
アジには遊泳層があるのでご用心!
アジは潮の動きと共に新しい群れが次々と入れ替わるように入ってくるので、よっぽどシャローなどの水深が浅くて上下のスペースの幅が小さい場合をのぞけば、アジが遊泳しているヒットポイントの水深を意識しなければばりません。
最もオーソドックスな手法は、ワーム+ジグヘッドをキャストした後に、ラインを張らずにそのままゆっくりと沈めてミドルレンジを探るように、一定の時間沈めた後にヒットポイントとなるレンジをかすめるように、一定の速さでリトリーブを開始するという方法があります。
得てしてフィッシュイーターの類は、ルアーが斜めに上昇する動きには堪らずバイトしてくるので、こうした性質を利用します。
この沈めている時にヒットすることも多いので、ラインの動きを注意深く感じながら落としてゆく感じでやってゆけば、こうした釣り方に早く慣れるでしょう。
まだまだ、いろんな方法や様々なリグなどがありますが、実際に検証を重ねて良いものは逐次報告したいと思います。
アジゲー爆釣タックル!
アジングに最適な「ONIリグの作り方」
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