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ベイチヌの好みは? |
Update 2007.02.07 |
キビレやチヌは何故釣れるのか?
今のところOリグに使用するワームとしてバークレー社 のパワーバルキーホッグの2インチを主に使用しており、 カラーはカモ、ブラウンパンプキンシードフレック、 ウォーターメロン、シナモングリ-ンフレックの4種を 試してみましたが、唯一大きな違いはラメ入りの3種は 釣れ方に大差が無いのに対してラメ無しのウォーターメロン は他の3種に比べて極端に釣果が落ちるので、キビレや チヌが釣れる要素は色なのか形状なのか調査するために 今回の実験を行うことにしました。
グリーンラメとシルバーラメ!
今回の調査で知りたいことは次の3点です。
①ホッグ系の形状でなければ釣れないのだろうか?
②グリーンラメとシルバーラメで釣果は違うのか?
③カラーではなくワームのニオイで釣れるのか?
そこで今回はシャッド系のワームのグリーンラメと シルバーラメの部分をカマボコ型に切り分けたものを 用意して以上の3つの疑問を調べてみました。
カマボコ型でホントに釣れるのか?
これまで随分とホッグ系のワームばかりを使ってきた だけに実験とはいえカマボコ型のワームで本当に釣れる のか不安もありましたが、最初に使用したのがシルバー ラメで、キャスト早々にゴツゴツとキビレの前アタリ! ところがヒットした瞬間にフックアウト!
最初に使ってたワームが短すぎたのでフックが出てる 部分から1cmほどノリシロの長いものに交換して再び キャストを開始すると、すぐにヒット!
1番目の疑問であるホッグ系のワームでなくても釣れる ということが判明しました。
やっぱりラメにも違いはあるのか?
今度はグリーンラメを使ってみたものの、あれほどアタリ を多く感じてたのに極端にアタリは減って全くヒット無し 魚が移動してしまったのかと思いきや、シルバーラメに 交換するとすぐにヒット!またグリーンラメを使うものの アタリは少なく遂にヒットに持ち込むことは出来ません でした。
これは単なる推測に過ぎませんが、海底のベイトをキビレ が探す際に、シャコやカニ、貝や弱った小魚などが発する 光沢を目視して、こうしたベイトに目標を定める比率が 高いのでは?という仮説が出てきます。
そこでグリーンラメとシルバーラメで釣果は違うのか?と いう第2の疑問ですが、カラーの違いよりは、ラメによる 光の強弱がキビレに何らかの影響を与えている感じを受け
たので、このことに関して今回は結論が出ませんでした。
ニオイは効果あるのか?
以上の実験から鑑みれば、ニオイという要素は影響力 そのものを完全に排除することはできませんが、釣れる 要因の中での位置づけはラメによるキビレに対する集魚 効果に比較すれば、それほど影響力は強くないことが 実験から判りました。
ただし、先に述べたようにエサ釣り師のノウハウとして エサのオキアミをミシン油に漬けて釣果をUPさせる例も あるので、ニオイの要素を否定するものではありません。
やはり釣れる要素はラメ入りか?
今回に限って漁船の出入りが激しく釣りにならない時間が 多かったにもかかわらず、シルバーラメのワームに関して は驚くほどアタリが多く、むしろこれまで使ってきたパワー バルキーホッグよりも釣れるような感じでした。
しかし難点もあり、このカマボコ型の形状ではあまりにも バラシが多く、フッキングさせるのが難しいということも 判り、キビレの捕食行動から推測するに前アタリでベイト を本当に食べるのか判断する際にワームの付属部分として ヒゲのようなものが、必要になるんじゃないかと思います。
これは真鯛が鯛ラバージグで釣れてしまうのも、前アタリ でラバーを咥えて引っ張り、その後に一気にアタックして くる習性がキビレやチヌにも当てはまるのではないだろう か?という点から考えるに至りました。
当然、1回だけの実験では判りかねる部分も多いので、 これらのことは実験の途上であることを了承ください。
クロダイをゲット!Oリグの作り方!
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