暑い夜はシーバスと遊ぼう!
最近は随分忙しくて釣りもご無沙汰していましたが、7月の15日まで連れ続いたアジの群れも産卵のためかどこかへ移動してしまい、梅雨時期に雨が多すぎてアジゲーを思い切り楽しめずにシーズンを終えてしまったフラストレーションをぶつけるべく、この時期簡単に楽しめる真夏のセイゴをターゲットに釣行。
地球温暖化と言われて久しいけども、やはりここ数年変わってきたかなと思うのは、マルセイゴよりもヒラセイゴやタイリク系のシーバスの魚影が濃いことだろうか?
実際に非公式ながら県南の番匠川では数年前に137センチ級のタイリクスズキと思われる個体がランディングされているが、中国のシーバス・ファンのサイトを見る限り、本場中国でのタイリクスズキは140センチオーバーも珍しくなく、恐ろしくデカイ魚体と記念撮影している釣り人の写真を見かけることが多くなった。
ちょうどこの時期は普通のセイゴが簡単に釣れる時期なのだが、何故かしらヒラセイゴの魚影の方が濃いような気がする。
海の日は年中で釣れない季節・・・
自分だけのジンクスかもしれないが、海の日は例年あまり良い思いをしたことの無い日としての記憶が強く、海の日の前後は地元のお祭りも盛んに行われている時期だけに、釣行するには不便な面もあるが、アジゲーのシーズンが終わってしまっただけに、何か釣らずにはおれないという感情に突き動かされて、先ずは定番どおりの常夜灯周りから始める事にした。
今回は、アジゲーにも使用するメバルロッドにC3000番のシマノのリールに3lbのフロロライン、そしてワームはガルプ!ベビーサーディンとオーナー針流弾丸1.5gのジグヘッドで基本はただ巻きのローリングアクションで攻めてみた。
第一投目から案の定、シーバスと思われる影がワームの下を追って足元まで追いかけてくる。そこで、流れの弱いポイントだったので、微妙にロッドティプを1度だけ軽くあおってアクションをつけると何度かシーバスがワームを咥えた感触が手元に伝わってくる。
軽めのアクションが有効!
そして、再度キャストして少し気持ち速めにリトリーブして微かにワームに食わせの間を作るべくフリーズするようにアクションさせると足元でゴン!と食ってきた。
個体によってはドラグを小気味良く回転させながら海中へと潜ってゆくものもあれば、いきなり水面に出てきてヘッドシェイクするものもあった。
なんだかんだで、6回くらいヒットして、ランディングできたのは4匹だった。超ライトゲームでメバルでも釣るようなタックルだったので、本当は小さなタモ網でも用意しておけばよかったのだが、ぶり揚げて釣れたものは記念撮影して海に戻したし、ランデイング途中でのヘッドシェイクで海に帰ってしまったものはご愛嬌といった感じでコンパクトなゲームだったが随分楽しめた。
バチを意識しているとは考えにくく、ヒットの瞬間を観察していると何らかの小魚を狙っているような感じだったが、やはり、セイゴとは言え、ワームを泳がすレンジ次第で反転して行ったり完全に食ってきたり、そっとワームを咥えてきたりと違いがあったように感じた。
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