ついでにアジング!

イワシの群れについた中アジ!

先日のメバル釣りでは後半はアジングに夢中になってしまったのですが、春先に押し寄せる3センチ前後の小さなイワシの群れが常夜灯周りに群がっていて、それを狙ったアジが時折ボイルしているという状況を目の当たりにしてしまったので、ついついメバルのことは暫らく忘れてアジングに集中してしまいました。

通常は、この時期に中アジが接岸することは珍しいのですが、マイワシ、マサバ、アジの三種が交互に個体数を爆発的に増やしたり減らしたりを自然の生態系の中で繰り返しているため、平成22年ごろまで増え続けるとされるアジが個体数を増やし続けているために、このような現象が見られるのかもしれません。

ちなみに今から25年くらい前はマサバの個体数が多く、身近なポイントでカツオの一本釣りのように盛んに釣れていたことを思い出します。

逆に、当時は現在ほど中アジが身近に釣れてなかったという記憶があります。

アジが猛スピードでチェイス!

それではイワシの群れに興奮したアジが簡単に釣れるかと言えば、そうでもなく、今回非常に苦労したのが食いが浅くてバラシてしまうことが多かったことと、スレさせずに釣り続ける事が難しかったことです。

当然、イワシが群れで逃げ惑うところを追うアジを狙う訳ですから、ワームも目立たせないと食ってくれないので、パターンをつかむまで時間がかかってしまいました。

今回、パターンとして分かったのが、常夜灯の明かりが届かなくなりそうなポイントへ、ワーム+ジグヘッドをキャストして、その周辺にフィーディングしてる個体を直線のやや早巻きで明るい場所へ誘導してチェイスして出てきたところで、ふっと一瞬スピードを緩めて食わせるという手法でした。

食わせるまでは問題ないのですが、如何せん食いが浅くて、ロッドティップの柔らかいメバルロッドでも簡単に弾かれてバラシてしまいます。

そこで、いつものユルユル・ドラグ作戦でアジがぶら下がった状態で簡単にリールのドラグが動き出すくらいにユルユルに設定し、アジがヒットして急激海底に向かって潜ろうとする動きをかわすことでランディングへ持ち込むことができました。

こうして険しい山に住むジュンジーの貴重な蛋白源を確保することが無事に完了したわけですが、釣れるアジを釣るのは簡単ですが、釣れないアジを如何に釣るか?作戦を練って打開するのはホントに面白いと感じた釣行でした。

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