「チチワリグ」の使い方!

千々石ミゲルリグの使い方を発見!

「チチワリグ」(正式名称:千々石ミゲルリグ)のテスト釣行を5回にわたり行った結果、使い方のコツが少しずつ分かってきました。

当初はソリッドティップのシマノ ソアレSS S800ULSを使っていたので、感度不足でアジがどのようにワームにバイトしているのか掴みようがなかったのですが、チューブラーティップのオリムピック コルトEX GOCXS-792UL-Tを導入してから数多くの発見がありました。

このロッドは安価で実売価格が1万円を切るものですが、チューブラーロッドにしては軟らかく、元々アジング用のチューニングが施されていて、ティップの先の方の曲がりが速く、小さなアジがヒットしても弾かない特性があります。

感度は高級ロッドに比較すれば・・・?といった感じもありますが、既存のソリッドティップのロッドよりは格段に小さなアタリも拾ってくれます。

「チチワリグ」は巻きもの系なのか・・・・?

チチワリグは構造的にはダウンショットリグに似ていますが、コンセプトは全く違っていて、ダウンショットリグは重めのシンカーで縦の釣りであり、ボトムを探るという方向性の釣り方です。

一方、チチワリグは、元々シンカーを1.2g(ガン玉4B)とし、0.2g(ジンタン4号)のジグヘッドの重さを加えても1.4gの重さになりますので、1.5gの単体のジグヘッドと総重量はほとんど変わりません。

ということは、元々の狙いは縦の釣りではなく、中層をリトリーブさせる横の釣りであり、軽いシンカーを使ったフィネスの釣り方になります。

図面を見ていただくと分かると思いますが、キャストして着水してリトリーブすると、シンカーも水の抵抗を受けてジグヘッドにつながるラインと平行に近づくような形になびきます。


チチワリグの本当の狙いとは何だろうか・・?

チチワリグをリトリーブしているときのシンカーはジグヘッドに同調しているので、この時は普通のジグヘッドをリトリーブしているのと同じような状態です。

活性が高いアジの場合は、ゆっくりとリトリーブを続けた状態でもバイトしてきますが、活性が低いアジや警戒心の強い良型のアジを食わせるためにチチワリグの特性を利用します。

チチワリグの特性とは、アジのアタリを感じたときに意図的にリトリーブを止めると、シンカーとジグヘッドが沈下し始めます。

この時に、シンカーが軽いのとシンカーを取り付けているチチワが水の抵抗を受けて沈下速度がスローになります。

また、ジグヘッドは0.2gという適度な重さにしているのと、シルエットが小さいので、それなりの速さで沈下します。

シンカーとラインの水の抵抗を考える!

そこでスプリットショットリグの場合を想定しますと、シンカーに同じ1.2gのガン玉を使ったとしても、図の中の赤いラインの部分と直接繋がっているので、沈下させたときに赤いラインを引っ張るまでの時間が速く、ワームが自然に漂う状態を長く保つことが難しくなります。

チチワリグはシンカーとジグヘッドを分離させることで、時間差を意図的に作り、沈下するときにワームがフリーになる時間を長くすることによってアジの警戒心を解くというシステムになっています。

テスト釣行では、シンカーを重くしたり、ジグヘッド重くしたり軽くしたりとバランスを何度も試してみましたが、シンカーは1.2g(ガン玉4B)、ジグヘッドは0.2g(ジンタン4号)のときに、最も釣果が上がるのでバランス的には、この組み合わせが良いようです。

もう一つの重要な要素はロッドの感度!

そして、もう一つ欠かせないチチワリグを使う上での重要な要素はロッドの感度です。

テスト釣行を重ねる中で、非常に渋い状況を2回経験しましたが、その中でもチチワリグの特性を生かしてアジを油断させて食わせる方法が分かりました。

まず、チチワリグをキャストして普通にスローでリトリーブします。何も反応がなければリトリーブをぴたっと止めます。シンカー部分はカーブフォールし、ジグヘッドは1秒から2秒くらいフリーの状態と思われます。

実は、この時にヒットしたり小さなアタリを感じることが多いので、アジのアタリを感じるために手元に集中します。

ヒットに持ち込めなくても、アタリがあったら、アタリがあったと思われる層を真横に引くイメージでリトリーブを再開します。そして再びリトリーブを止めて沈下させます。

この一連の動作を繰り返す中で、かなり渋いアジも思わずワームにバイトしてきます。

激シブの時はワームを小さくしてみる!

アジの群れは入っているのに、アジがバイトすらしないような本当に渋い場合の解決策はワームのシルエットを小さくすることです。

写真のようにワームを刻んで細く小さくしたものをフックの先っぽに付けて使用します。渋くても小さく振動するものにはアジの反応は良くなる場合が多々見受けられます。

食い気が立っていて活性が高い場合は当然ノーマルでも使用します。

また、ノーマルの状態ではフグが多くてすぐに齧られてしまう場合などには、シルエットを小さくするとフグが反応しにくくなりますので、この方法は結構使えると思います。

今後の課題は、中層よりボトムに近い層を狙うには、どのように応用できるのか?その場合にシンカーとジグヘッドをそれぞれ重くした場合に釣果はどうなのか?まだまだ、試すべきことはたくさんありそうです。

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