そるおたアジング入門!(その1)

美味しいアジングを始めよう!

最近は以前よりもアジングを始めるには、どうしたらいいの?という質問を数多くいただくようになりました。

そこで、アジングを手軽に始める方法を手順を追って説明したいと思います。

Ⅰ.アジングに必要な道具を揃えよう!

①アジングのロッドを選ぶ

初めてアジングに挑戦する人が使いやすいアジングのロッドはは、なんと言っても竿先が柔らかいことと、手元に近付くにつれてロッドが硬くなっているタイプの物が最適です。


YAMAGA Blanks(ヤマガブランクス) BlueCurrent(ブルーカレント) 74

そこで、入門者におススメなのが、竿先が柔らかいソリッドタイプ(ロッドの中身が詰まっているタイプ)です。

最近は種々色々なタイプのロッドが出ていますが、感度重視のチューブラータイプ(ロッドの中身が中空になっているタイプ)よりも、アジに違和感無くヒットさせやすく、実際にヒットした時にバラシにくいのがソリッドタイプのロッドです。

竿先が柔らかいソリッドタイプであれば、アジ独特のヒットしたときの硬くて強い衝撃をクッションののように吸収するので、釣りやすさは抜群です。


TICT(ティクト) SRAM TCR-74

ソリッドタイプのロッドを実際に手にしてみると思った以上に竿先が細くて柔らかいので、折れないだろうか?と心配される方もいますが、細くてしなやかな割には丈夫で、よほど何か大きな衝撃がない限り簡単に折れるということは、まずありません。

そして注目点は最近は非常に軽いロッドが増えており、防波堤やテトラポットでの移動が非常にしやすく、軽いために魚がワームを咥えているのが分かるくらい感度も向上しています。


ダイワ(Daiwa) 月下美人 インフィート INF79-S

そしてロッドの長さは6フィートから8フィート弱までのものが、取り回しもしやすく、最も使いやすいでしょう。


オリムピック(OLYMPIC) FINEZZA PROT GOFPS-762UL-S

足場が高い場所や遠投が必要なポイントでは長めのロッド、船と船の間を攻めたり手返しよく近くを探るには短めのロッドといった感じにフィールドの状況や環境を考えて選ぶと良いでしょう。

とりあえず1本選ぶなら7フィート以上のものが応用が利くのでおススメです。

②アジングのリールを選ぶ

アジングに使用するリールは軽いジグヘッドリグを飛ばすことを前提に考えるとスピニングリールが最適です。


シマノ(SHIMANO) レアニウムCI4 2500S

最近のスピニングリールは非常に良くできていて、アジングには欠かせない細いラインでもトラブル無く使えるような工夫が随所に施されています。

また、新素材のリールが数多く出回っており、数年前のリールと比較しても格段に軽くなっています。

中でもおススメなのはシマノのリールであれば2500番クラス、そしてダイワのリールであれば2000番クラスが使いやすいでしょう。


ダイワ(Daiwa) ルビアス 2000

アジングの入門書などでは一回り小さなリールを勧めたりしてますが、小さなリールはスプール(ラインを巻く部分)の直径が小さい分、ライントラブルの確率が高くなるので、先に述べたサイズが実際のところ最も使いやすいサイズになります。

特にアジが入れ食いモードになりやすい海が少し荒れて、やや風の強い日にアジングに出かければ分かると思いますが、スプールの直径が大きいリールのほうが圧倒的にライントラブルが少なく、ラインがねじれてヨレることも少ないので、シマノなら2500番から2000番、ダイワなら2000番から1500番がおススメです。


シマノ(SHIMANO) ソアレCI4 C2000PGS

最近は日本のメーカー以外にも安価で見た目もカッコいいリールが出回っていますが、重いし、ライントラブルも多いものがあるので、細いラインを使うアジングには、やはり日本メーカーのリールが無難でしょう。

特に細いラインは消耗が激しいので、せかっくの大物がヒットしてラインを切られたということがないように、日本メーカーのリールでもラインを消耗しにくい1万円以上のものを使うと良いです。

リールは単にラインを巻き取るだけではなく、ラインを巻き取る過程で、手元にアジがワームをつつくアタリなどを感じ取る能力も必要なので、予算の許す限り高性能なものを準備しましょう。

次回はそるおたアジング入門(その2)を更新します!

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